アーベント会 ビールパーティー開催のお知らせ


 向暑の候、皆様には益々ご健勝のことと存じ上げます。
 今年度も、教育心理学系恒例のビールパーティーをOB・OGの方々にも広くご参加頂きたく、下記の通りご案内させて頂きます。

 例年、教育心理学系の学部生・大学院生・教員の交流の場としてビールパーティーを開催してきました。昨年度に引き続き、卒業生と在学生の交流・情報交換の場として多くの方にご参加頂きたいと考えております。もちろん、卒業生同士が旧交を温める機会にもなれば嬉しく思います。

日時:2017年7月13日(木)18:30〜 教育学部本館第一会議室
参加費:無料
お問い合わせ・参加申込方法:
beerparty (at)educ.kyoto-u.ac.jp (※(at)は@に変えてください)まで、
件名「ビールパーティー」として、
  1. 氏名 
  2. 連絡先 
  3. 卒業年度(大学院卒の方は講座名もお願いいたします) 
をご連絡ください。

ふるってのご参加をお待ちしております。

教育心理学系教員一同


アーベント会のお知らせ ABEND NEWS


ごあいさつ

 寒い毎日が続きますが、お元気でお過ごしのことと存じます。同窓会報に同封した このアーベントニュースは、アーベント会(教育学部旧Cコース、教育心理学系同窓会)から、卒業生の皆様に、この1年間の教育心理学系の動向をお知らせし、卒業生と大学とのつながりを密にすることを目的としています。

 教育心理学系では、昨年3月に子安増生教授、松木邦裕教授が定年退職されました。4月には、アーベント会主催で教育心理学系の新3回生の歓迎会をおこない、教育心理学を専門として学ぶ意欲を新たにしました。7月には、学部3,4回生と大学院生が集う恒例のビールパーティをおこない、学年そして研究分野を超えて親睦を深めました。

  また、教育心理学系の教員は、学内の心理学関連教員とともに「心の先端研究ユニット」として活動しています(http://www.kokoro-kyoto.org/)。最新の研究を紹介する定例会であるユニットコロキウム、ユニット総会・若手研究交流会など、部局を越えた研究交流活動をおこなっています。そのほか、教育心理学系教員が中心となった講演会、セミナー、講習会も開催しています。関心をお持ちの皆様は、どうぞご参加ください。案内は研究科HPのEvents & Newsに掲載しています(http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/)。

 今後は、卒業生の皆様と学生・院生、教員とをむすぶ機会を、さらに積極的に作っていきたいと考えています。われわれ教員にご意見をお寄せいただければ幸いです。
 卒業生の皆様のご活躍を祈念しますとともに、今後ともアーベント会をよろしくお願いいたします。

平成28年度幹事 楠見 孝


研究員より一言

心理臨床学講座特定研究員 皆本麻実

 今年度4月より心理臨床学講座特定研究員として着任した皆本麻実と申します。学部時代を含めると、京都大学には在籍してまもなく丸10年になろうとしています。
 心理臨床の分野にいると、実践なくして研究成果は生かせないと感じることが多々あります。私自身が最も関心を持っているのは“遊び”というテーマですが、これも実際に子どもを相手にするプレイセラピーをする中で、遊びのもつ治療的意義やメカニズムについて不思議に感じたところから出発しています。さらに、大人の方への心理療法においても、描画や箱庭などの表現療法には遊びの要素が含まれていますし、遊び自体の持つ創造性、活動性は、治療力動を理解するときに役立つのではないかと考えています。
 普段は学外での臨床活動も行っていますが、やはり大学特有のアカデミックな雰囲気にいることでいつも刺激をもらっています。様々なアプローチから心理臨床を追究する先生方や院生さんにはいつも新しい視座を考えさせられ、学部生の方々と接するときには、臨床の道を志し始めた頃の初心に立ち返らせてもらえます。大学院卒業後はすぐに現場で働こうと思っていましたが、縁あって今もこうして大学での教育・研究に関われることは有り難く感じています。
 あれこれと書いてきましたが、“心理療法とは何なのか”というシンプルな問いのために、今の臨床実践や研究があると思います。心理士に関してはまもなく新たな国家資格制度が始まりますが、このような過渡期だからこそ、臨床の本質を見誤ることなく、日々努力を積み重ねていきたいと思っております。


大学院生より一言

博士後期課程1年 山ア基嗣

 私が教育学部に入学したきっかけは「教師になりたい」という思いからでした。したがって、入学した当時の私は心理学についてほとんど何も知らないのと等しい状態でした。しかし、大学で様々な心理学の講義を受ける中で、人のこころの面白さと不思議さに触れ、もっとこころについて学びたい、知りたいという思いを抱くようになり、現在は臨床教育学専攻に在籍し、臨床心理学の研究に取り組みながら、日々の臨床活動にも従事しています。
 大学院では先生方や先輩、後輩と一緒に、糖尿病の患者さんに対する心理的支援の可能性を探ったり、高齢者の箱庭制作の意味を探求するなど様々な分野の研究に触れることでき、常に貴重な経験をさせてもらっていると感じています。病院や学校現場に直接入る機会も増え、日々新たな体験、発見をしています。そんな中で、特に私自身は、「心理面接における声とその意義」というテーマで研究しています。
 日々の臨床活動では、一人ひとりのこころに真剣に向き合うことの難しさを実感しています。決して教科書通りにはいかない、一人ひとりのこころ、生き方に向き合っていくことの難しさとやりがいを感じています。日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
 大学院で学び始めてから、臨床心理学は臨床と研究の両輪がそろってこそ発展していくものだと感じています。したがって、これからも自らの臨床経験を踏まえながら、これからの臨床にとって意味のある研究を行っていきたいと考えています。両者を相互に結びつけながら取り組んで行きたいと思います。
 これまで、自分の好きなことを自由に学び、研究することができたのも、教育学研究科に携わる多くの方々のご支援のおかげです。日々、本当に恵まれた環境で学ばせてもらっているのだということを実感します。臨床活動と研究を両輪として、少しでも社会に貢献できるように、若輩者ではありますが、これからも精一杯励んでいきたいと思います。


4回生より一言

教育心理学系4回生 高野了太

 私は高校生のとき、河合隼雄先生の著書に胸を打たれ、臨床心理学を学ぼうと考えて京都大学教育学部に入学しました。しかし、教育心理学系の授業では、一つの分野に限らず多角的な視点から心理学を学ぶことができ、その多様性に触れるうちに私の興味も変わっていきました。ターニングポイントは2回生の後期、興味本位で大学院のゼミに参加させていただいたときでした。ハイレベルで刺激的な議論に感銘を受けたことは今でも思い出されます。それ以来、私は認知心理学という学問に没頭し、実験研究を行って卒業論文を執筆しました。
 教育心理学系の授業の特色は、その演習的要素にあると思います。臨床系の実習では、実際に検査やテストを実施し、自分や他者の内的世界との向き合いかたを学びました。教育・認知系の院ゼミでは、大学院生の方々と一緒に研究を行うことで、研究に必要な知識やスキルを身につけることができました。臨床系と教育・認知系問わず、心理学の実際に深く触れていく中で、主体的に心理学という学問とは何かを考え、人の「こころ」の複雑性と魅力を実感することができました。今振り返れば、主体的に学問に取り組んだ結果が、大学院のゼミに参加したいという気持ちを生み、心理学の深みにはまるきっかけとなったのではないかと思います。
 卒業後は大学院の教育認知心理学講座に進学しようと考えています。大学院では臨床と専攻が異なりますが、学部時代の臨床系授業で学んだことも大切にしながら研究ができたらと思います。


現況報告(2017年1月19日現在)

現スタッフ
  教育認知心理学講座    :楠見孝教授、エマニュエル・マナロ教授、齊藤智教授、
                    吉川左紀子教授*、野村理朗准教授、
  心理臨床学講座       :桑原知子教授、河合俊雄教授*、田中康裕准教授、
                    大山泰宏准教授、立木康介准教授**
  臨床実践指導学講座    :皆藤章教授、橋靖恵准教授
  臨床心理実践学講座    :岡野憲一郎教授、松下姫歌准教授
  臨床教育実践研究センター :時岡良太特定助教
 
      *こころの未来研究センター **人文科学研究所

教室構成
  学部生:3回生22名、4回生28名、
  院生(認知系25名,臨床系49名): M1(4,4)、M2(4,14)、
                       D1(6,10)D2(8,9)、D3以上(3,12)

就職状況

院生以上:
 
 
京都大学大学院教育学研究科、社会医療法人かりゆし会ハートライフクリニック、近江八幡市役所、ピースマインド・イープ株式会社、京都文教大学臨床心理学部、渡辺カウンセリングルーム、社会福祉法人京都社会事業財団京都桂病院、聖マリアンナ医科大学病院、社会福祉法人横浜博萌会情緒障害児短期治療施設横浜いずみ学園、福井県庁、社会福祉法人「つばき会」、社会福祉法人開吉福祉会慈恵学園、ルーヴァン・カトリック大学、カーネギーメロン大学、神戸大学大学院学人文学研究科、浜松学院大学現代コミュニケーション学部、関西大学教育開発支援センター、大阪大学連合小児発達研究科 他
学部卒業生:
進学:
就職:
 
京都大学大学院教育学研究科、東京学芸大学大学院
法務省 矯正局、公益社団法人 日本観光振興協会、NTTコミュニケーションズ、新潮社、武蔵コーポレーション株式会社、信金中央金庫 他

お問い合わせ

〒606−8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院教育学研究科内 アーベント会

Tel.075-753-3050 Fax.075-753-3049

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