アーベント会のお知らせ ABEND NEWS
ごあいさつ
拝啓
長く暑い日が続いたかと思うと突然寒くなり、冬の足音が聞こえる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。平素より、アーベント会(教育学部旧C コース・教育学部心理学系同窓会)へのご支援を賜り誠にありがとうございます。
今年度の教育心理学系の人事異動として、2025年3月に楠見孝教授と髙橋靖恵教授がご定年を迎えられ、野村理朗准教授と西山慧助教のご異動がありました。2025年4月より、グローバル教育展開オフィスのパク・ジュナ講師に教育認知心理学講座に加わっていただきました。また、教育認知心理学講座に澤田和輝特定助教、臨床教育実践研究センターに村上千理特定助教にご着任いただきました。さらに10月からは臨床心理学講座において、田附紘平准教授を名古屋大学よりお迎えしました。新しい先生方のご着任により、今後の教育心理学系のさらなる発展が期待されております。
アーベント会では、5月末に新3回生の歓迎パーティを時計台記念館国際交流ホールで行いました。新3回生、4回生と教員とでおいしいお弁当を食べながら、語らいのひと時を楽しみました。最近では、学生たちは第 26 回京都大学教育学部祭にむけて準備にいそしんでおります。構内はアカペラサークルが練習する声やジャグリング部の練習する姿などで賑やかです。また是非、大学にもお立ち寄りいただければと思います。
当アーベントニュースにつきましては、以前からお知らせしております通り、2019年度以降卒業の皆さまにはメールでお届けする予定となりました。メールでの受け取りに協力いただける方には郵送ではなく、メールでの提供へと変更させていただきたいと考えております。ついてはご協力いただけます場合、以下の手順に従い、メールアドレスを登録いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
敬具
2025年度幹事 田口真奈
《アーベント会メーリングリストへの登録方法》
下記のURLもしくは右のQRコードでGoogleフォームにアクセスいただき、必要事項を入力してください。ご登録いただいた方には、次号以降のアーベントニュースを、020abendnews<at>mail2.adm.kyoto-u.ac.jpよりメールでお届けいたします。なお、当会事務局より別途登録完了のご連絡はいたしませんので、あしからずご了承ください。 URL:https://forms.gle/9FaW5gz3nJ8iGh7Z9
●就職者より一言
教育学研究科附属臨床教育実践研究センター 特定助教 村上千理
2025年4月より、京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター特定助教に着任いたしました。専門は臨床心理学で、相談室でのカウンセリングを中心とする臨床実践活動を行うとともに、非専門家による支援や、身体医療の領域における心理的ケアに関心をもち、研究活動を行っています。
私は、3月まで大学院生としてこの教育学研究科で過ごし、4月からは教員として身を置かせていただくことになりました。教育学部に入学してから数えると、ちょうど10年目の年となり、その重みを改めて実感しています。慣れ親しんだ環境の中で就職を迎えることになりましたが、見える世界はがらりと変わり、自分の中で大きな節目を迎えたことを感じています。
現在私は、附属の心理教育相談室の運営、授業や実習関連の調整、行事の準備、紀要の編集など、様々な役割を担わせていただいています。また、院生と関わる機会に恵まれた立場でもあり、臨床家・研究者としてのスタートラインに立ち、歩みを始める時期を見守ることができるのは、とても貴重で、身が引き締まる思いでいます。同時に、エネルギー溢れる学生たちの姿を見て、私自身も初心を忘れず、貪欲に学び続けなければ、と日々刺激を受けています。
また、研究科内外の先生方や事務職員の方々、外部施設の職員さんや業者さんなど、様々な方々とやり取りをする機会が増えたことも、大きな変化でした。その中で、私が学部生・院生時代通じて積み重ねてきた経験や学びが、どれだけ沢山の方々に支えられていたのか、今さらながら身にしみて感じています。支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも謙虚に精進していきたいと思います。
●大学院生より一言
博士後期課程3年 坂田英里奈
臨床心理学コースの坂田英里奈と申します。私は本学教育学部を卒業後、教育学研究科に進学し、現在博士後期課程3年次に在籍しております。思い返せば私は幼い頃から物語が大好きで、毎日たくさんの物語を読み漁っていました。そしてあるとき、人間は誰もがその人自身の“人生の物語”を持っているのだと気が付き、ひとの人生に触れられる学問に興味を持つようになりました。臨床心理学を専攻したのは、臨床心理学がまさに“人生の物語”を扱う領域だと感じたからです。ただ、心理学をやるぞ!という思いで学部に入学したものの、当初は大学を卒業して就職して……という将来像を漠然と抱いていました。そんな私が院進学を決めたのは、一重に「まだまだ学び足りない、もっと学びたい」という思いがあったためでした。人のこころは知ろうとすればするほど新しい形を見せてくれるので、毎日が「そうか、私はこころというものについて何も知らなかったんだ」という発見に溢れています。まだ見えない世界に誘われる気持ちであと一歩、もう一歩と踏み出すうちに、気づけば博士後期課程にまで進んでいました。現在は心理職の資格を取得し心理臨床活動にも取り組んでいますが、第一線で臨床と研究をされている先生方からのご指導をいただき、同じ臨床心理学教室の仲間たちと心理臨床について語り合いながら過ごす院生としての時間は、この先心理職として訓練を続けていくにあたり間違いなく糧になるものと感じております。私は今年度で卒業予定ですが、今後も心理臨床領域での実践活動と人のこころに関する研究を続けたいと思っています。
●4回生より一言
教育心理学系4回生 田村泰遥
子どもの頃から、「この人はどういう人なんだろう」「何を考えているんだろう」と人間観察をするのが好きでした。そんな漠然とした興味が明確な形になったきっかけは、高校生のときに従妹が生まれたことでした。それまで「年下の子ども」という存在が身近でなかったこともあり、会うたびに成長していく従妹の様子にとても驚いたのを覚えています。ヒトが様々な経験を経て成長していく過程に興味をもち、心理学を学べる京大の教育学部を目指すことに決めました。大学入学後、先生方や友人との出会いは本当に素晴らしいものでした。教育学部で出会う人たちは、学問的なアプローチの方法は違えどみんないつもヒトに目が向いていて、そんな彼らと話すと新しくて面白い発見がたくさんありました。なかでも私は、教育現場での子どもたちの学び方や、その指針となる教師たちの教え方に興味をもち、「学習」「記憶」「メタ認知」というテーマを軸に卒業論文の執筆に取り組んでいます。しかし、日々の発見から思い描くような理想像を教育実践として実現させることが、一筋縄ではいかない挑戦であるということも少しずつ理解してきました。私は学部卒業後は民間企業に就職しますが、社会人生活のどこかのタイミングで必ず教育事業に携わりたいと考えています。大学での学びや、ヒトの成長に対する強い興味をどうにか形にして、未来の子どもたちの成長に貢献するために模索するつもりです。社会人になることに対して漠然とした不安もありますが、京大での人との出会いや経験をお守りに、これから力強く歩んでいきたいです。
●現況報告(2025年10月31日現在)
・現スタッフ
教育認知心理学講座 :エマニュエル・マナロ教授、齊藤智教授、髙橋雄介准教授、
田口真奈准教授、パク・ジュナ講師、澤田和輝特定助教
臨床心理学講座 :田中康裕教授、西見奈子准教授、梅村高太郎准教授、
野口寿一准教授、田附紘平准教授、立木康介教授*、
清重英矩特定助教
連携教育学講座(臨床教育実践研究センター)
:松下姫歌准教授、畑中千紘准教授、水野鮎子特定助教
*人文科学研究所
・教室構成
学部生:3回生20名、4回生25名
院生:認知系23名(M1:3、M2:6、D1:4、D2:6、D3以上:4)
臨床系34名(M1:8、M2:8、D1:6、D2:7、D3以上:5)
・就職状況(2024年度卒業・修了生)
院生以上:
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京都大学大学院教育学研究科、京都大学大学院文学研究科、関西学院大学、神戸芸術工科大学、駿河台大学、大阪府教育委員会、川崎市心理職員、セントケア・ホールディング株式会社、スマートキッズ株式会社、法務省、横浜市家庭裁判所、静岡少年鑑別所、香川県警察本部科学捜査研究所、山梨学院大学、亜細亜大学、大阪大学、アフラック生命保険会社、株式会社ベネッセコーポレーション 他 |
| 学部卒業生: |
進学:
就職: |
京都大学大学院教育学研究科、東京大学大学院教育学研究科、国立台湾師範大学 他
国税庁大阪国税局、株式会社NTTデータ、エン株式会社、レバレジーズ株式会社 他 |
●お問い合わせ
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院教育学研究科内 アーベント会
Tel.075-753-3050 Fax.075-753-3049
Email. 020abend<at>mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (<at>を@に置き換えてください)
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