アーベント会のお知らせ ABEND NEWS


ごあいさつ

 晩秋の候、皆様ご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より、アーベント会(教育学部旧Cコース・教育心理学系同窓会)にご支援をいただき、誠に有難うございます。今年、4月から教育認知心理学講座に高橋雄介准教授が新たに着任されました。例年ですと、新3回生の歓迎会や、学部生と大学院生が集うビールパーティなどの交流の場が開かれるところですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、残念ながら中止となりました。
 今後のアーベントニュースについて、昨年もお知らせしましたが、令和元年度の卒業生からは、アーベントニュースをメール配信にさせていただくことになりました。 そこで、既会員の皆様の中でもご協力いただける方には、今後、郵送ではなくメールでの配信に切り替えさせていただきたく思っております。お手数をおかけいたしますが、ご協力いただける場合は、下記の手続きに従い、メールアドレスのご登録をどうぞお願いいたします。
 なお、メーリングリストの運用は、基本的にはこれまで通り、年に1度のアーベントニュースの発行にのみ利用させていただく予定です。今後、全面的にメール配信に切り替えるかどうかは、しばらく運用していきながら考えていくつもりです。ご意見・ご質問等ございましたら、裏面のお問い合わせ先までどうぞよろしくお願いいたします。
 未曾有の災禍の中、それぞれに様々なご苦労をされておられることかと思います。先を見通しづらい状況ではありますが、ご自愛のほど心よりお祈りしております。

令和2年度幹事  西 見奈子

 

《アーベント会メーリングリストへの登録方法》

 下記のURLもしくは右のQRコードでGoogleフォームにアクセスいただき、必要事項を入力してください。ご登録いただいた方には、次号以降のアーベントニュースを、020abendnews<at>mail2.adm.kyoto-u.ac.jpよりメールでお届けいたします。なお、当会事務局より別途登録完了のご連絡はいたしませんので、あしからずご了承ください。 URL:https://forms.gle/9FaW5gz3nJ8iGh7Z9

 


就職者より一言

京都大学学術研究支援室 企画・広報グループ URA 藤田弥世

 2020年9月より、京都大学学術研究支援室 企画・広報グループに特定専門業務職員 (University Research Administrator: URA) として着任いたしました、藤田弥世と申します。愛媛の片田舎で蝶よ花よと育てられた時間よりも、京都で荒波にもまれながら過ごす時間の方が長くなろうとしている今日この頃です。
 学術研究支援室は通称KURA (クラ) と呼ばれ、研究者が快適に研究活動に邁進できるよう、陰に日向にサポートする業務を行なっています。サポートと一言で申しましても非常に様々な事業があり、私もすでに学内ファンドSPIRITSやアカデミックデイなど、いくつかのプロジェクトに従事いたしております。サポート業務について、詳しくはぜひ当支援室ホームページをご覧ください。圧倒的な情報量で皆様の来訪をお待ちいたしております。
 私は元々京都大学経済学部に所属していましたが、ひょんなことから人の心の研究に興味を持ち、数年間の社会人生活を経て教育学研究科に入学しました。研究のために専攻まで変えたにもかかわらず、最終地点がなぜ他の研究者をサポートする仕事だったのか。それは教育学研究科と同時に所属していたデザイン学大学院連携プログラムの影響があります。従来の専門分野に囚われない、十字型人材の育成を理念に掲げたデザイン学プログラムのもと、多種多様な学問研究に触れる機会を通じて、自分にはない視点を持った研究者の方達を自分なりの視点から包括的にサポートすることにより魅力を感じるようになった、これがURAの道へと進むきっかけとなりました。
 自分の研究はこれにて終了となりましたが、これからは京都大学の研究者の方々をサポートする立場として、今後の世界の科学と社会の発展に貢献してまいります。

 


大学院生より一言

博士後期課程1年 田岡大樹

 私の研究テーマは、人間のギャンブル行動です。ギャンブルでは、確実に生じるとは限らない結果に対して、いくらベットするかを決定する必要があります。このような状況において、人は時に非合理的でリスキーな賭け行動(無謀な賭け:reckless betting)を取ってしまいます。無謀な賭けによる思いがけない損失が蓄積すると、損失を取り返そうとする行動(負け追い)へと発展する恐れがあります。私の研究では、無謀な賭けの心理的メカニズムを実験的に検討することで、ギャンブル依存症の初期段階の心理プロセスについて理解を深め、その予防に役立てられるようなエビデンスを得ることを目指しています。
 私は平成30年度に教育学研究科に進学しましたが、進学当初は、研究テーマの切り口の多さから研究をどう展開させてゆくか思い悩んでいました。しかし、大学院コロキウムでの研究発表や諸先生方・諸先輩方とのディスカッションを通じて、自身の研究の展開について一定の方向性を見出すことができました。博士課程では、修士論文の研究をより深化させるべく、新たな統計解析手法(ベイズ統計モデリング)や生理的指標(表情筋筋電図)を用いた実験を計画しています。今年度は、院ゼミの班長を務め、学部生や後輩とともに、実践的なベイズ統計モデリングを学ぶ機会に恵まれ、大変充実しています。
 他大学から進学してきた私にとって、教育認知心理学講座は常に刺激的な環境です。優秀な先輩方や後輩に囲まれることは、研究を前進させる原動力となるだけでなく、自身の研究の独自性や強みを考えるきっかけにもなっています。恵まれた環境に身を置けることに感謝しつつ、博士論文執筆とその後に向けて精進してまいります。

 


4回生より一言

教育心理学系4回生 高橋文菜

 私は高校生のとき、スクールカウンセラーの方に臨床心理士についてのお話を伺ったことがきっかけで、それまで気になっていた心理学というものに強い興味を抱きました。その後、教育現場における心理学を学びたいと思い、京都大学の教育学部に進学しました。教育学部では、興味を持っていた臨床心理学だけでなく、講義や実習を通して幅広く心理学に触れることができました。また、自分の内面に向き合ったり、心が大きく動かされたり、自分の身をもって多くの体験をすることができたと思います。カウンセリング演習などで、自分の心の深いところに触れたときの感覚を言葉にすることは難しく、エネルギーを使いましたが、非常に貴重な体験でした。そのときの感覚は今でも思い出すことができます。
 教育学部は1学年あたりの人数が他の学部より少なく、1回生のときから縦のつながり、横のつながりの強さを感じていました。これまでのおよそ3年半を振り返ってみると、入学直後から卒業論文執筆に至るまで、先輩方や同期の助けがあったからこそ乗り越えてこられたことがたくさんありました。今年の教育心理学系の4回生は例年に比べて人数は多くないですが、だからこそ互いに支え合い頑張ることができたのではないかと思っています。気の合う友人も多く、教育学部で出会った同期との関係はこれからも続けていきたいという気持ちになりました。
 次の春からは、同期とも別々の道を歩むことになります。今年度は直接顔を合わせることがなかなかできず寂しいですが、卒業までの日々を無駄にすることなく過ごしていきたいと思います。

 


現況報告(2020年10月8日現在)

現スタッフ
  教育認知心理学講座    :楠見孝教授、エマニュエル・マナロ教授、齊藤智教授、
                野村理朗准教授、橋雄介准教授、市村賢士郎特定助教***
  臨床心理学講座      :橋靖恵教授、河合俊雄教授*、田中康裕准教授、
                西 見奈子准教授、立木康介准教授**、梅村高太郎講師、
                野田実希特定助教
  連携教育学講座(協力)
  臨床教育実践研究センター :岡野憲一郎教授、松下姫歌准教授、山ア基嗣特定助教

  *こころの未来研究センター **人文科学研究所
  *
**国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センター

教室構成
  学部生:3回生20名、4回生17名、
  院生:認知系24名(M1:4、M2:5、D1:6、D2:4、D3以上:4)
     臨床系46名(M1:12、M2:9、D1:12、D2:5、D3以上:8)

就職状況

院生以上:
 
 
京都大学大学院教育学研究科、京都大学学術研究支援室、鹿児島大学、福井大学、愛知淑徳大学、佛教大学学生相談センター、横浜いずみ学園、アビームコンサルティング株式会社、株式会社ザイマックス関西、株式会社ベネッセコーポレーション 他
学部卒業生:
進学:

就職:

 
京都大学大学院教育学研究科、京都大学大学院医学研究科、京都大学大学院情報学研究科、東京大学大学院教育学研究科
裁判所、家庭裁判所、公務員(特別区)、エンゼルプレイングカード株式会社、 キリンホールディングス株式会社、マツダ株式会社、シンプレクス株式会社、 アビームコンサルティング株式会社、野村総合研究所、 ダイキン工業株式会社、エムスリー株式会社 他

お問い合わせ

〒606−8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院教育学研究科内 アーベント会

Tel.075-753-3050 Fax.075-753-3049
Email. 020abend<at>mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (<at>を@に置き換えてください)

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